贅沢すぎた暇つぶし

新規ワグナーのわにのこと申します!

こちらはWake Up, Girls! Advent Calendar 2023 11日目の記事になります。今回初めて寄稿させていただきます、よろしくお願いします!

本題に入る前に、お前誰だよって思っている方がほとんどだと思うので軽く自己紹介させていただきます。

 

自己紹介

  • 北海道札幌市在住大学4年(2023年12月現在)
  • アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」で青山吉能さんを知り、そこからWUGという作品を知って今年6月にワグナーになる
  • 青山吉能&七瀬佳乃推し
  • 小樽が近く、小春六花たち(小樽潮風高校Project)のイベントにはよく出没する
  • ポケモンが好きで、HNはゲーム垢から輸入している

改めてよろしくお願いします!

 

聖地で聴いた最後の神曲

時は9月8日。奇しくもWみゅーちゃんの誕生日。

翌日の東京での用事の前に、僕はWUGの聖地仙台に来ていました。

11年振りで、もちろんワグナーになってからは初。

聖地巡礼として様々な場所に行きました。

その中でも、仙台の中心部を少し離れたところにある日立システムズホール仙台(WUGのレッスン場)に行ったときのお話を少し。

 

地下鉄の旭ヶ丘駅を降りたらすぐそこにあの見慣れた風景があった。外からWUGのレッスンを見ていた真夢がウズウズしてステップを踏んでいたり、Twinkleから「ちゃんとケンカできてる?」と問われたり、重要なシーンでよく見る施設。声優ユニットWUGのMVも撮られていたはず。本当にそのまんまだなあと思いながら感慨に浸った。

時間に余裕があったのと、都心とは違う景色が広がっていたのもあり、WUGの曲を聴きながら散歩することにした。しかしその曲がダメだった。

聴いた曲は「海そしてシャッター通り」「言葉の結晶」「土曜日のフライト」「さようならのパレード」。WUGの解散直前にリリースされた4曲である。

当時は曲を買ったばかりでまだあまり聴けておらず、確か2回目とかだったのだが、なぜかどうしようもなく涙腺を破壊しに来た。さすがに人目があるので涙目になるくらいで堪えたが、本当に危なかったと記憶している。

以下、1曲目から語らせていただく。

「海そしてシャッター通り

生まれ育った街の思い出を懐かしむような曲だが、街が廃れてしまって感じる寂しさの中に幼少期から自分を育ててくれたこれまでの感謝が存分に込められていて、どこか温かい気持ちになれる。情に訴えかけるメロディと歌詞であり、ここからすでに少し危なかったようなそうでなかったような。

「言葉の結晶」

この曲が本当にズルすぎる。個人的には、「少女交響曲」「Beyond the Bottom」などのアニメ補正を抜いたらWUGで一番の神曲だと思っている(もちろんどの曲も素晴らしいのが大前提ではある)。音楽の知識とか持ち合わせていないので曲名とは裏腹にその素晴らしさ・カッコよさを言葉にし難いが、印象に強く残るフレーズがいくつかあるのでそれについて語る。

まず「存在だけで美しいもの」。ここは各メンバーが1音ずつ発して1つのフレーズを作り上げるのだが、その1音1音の存在が美しく、また7人の個性が集まって1つになるWUGを感じた。

次に高木美佑さんが歌っている「優しい笑顔で」。笑顔が代名詞の彼女が優しく歌うこのフレーズが非常にグッときた。

そしてリーダー青山さんが歌う「言葉の絶唱」。これまで紡いできた最高の歌詞と最高のメロディを静かに締める。声量は大きくないがかなりの存在感があり、僕の心の中で消え入ることなく響き続けている。

これでもこの曲の良さをまだ一部しか語れていないが、実際に曲を流してはその都度止めて「ここ!」「はいここ!」ってやらないと全て伝えられそうにもないので、何もかも神ということだけ伝えて次の曲に移る。

「土曜日のフライト」

大事な仕事に向かうためのフライトを控えた土曜日の午前。覚悟と不安、緊張、その後の安心など様々な感情が渦巻く様子が表現されている。この曲で印象に残ったのはやはりサビである。

土曜日のフライト チケット(魂)とフライト

信じて行かないと 証明をしないと

歌詞からは覚悟や決意が読み取れるが、曲調や声色からはそれだけではない何かを感じる。この「何か」を理解するのが難しい。現代文の記述問題とかで出てきたら発狂してしまう。

また、サビの部分はリズムが良く、頭に残りやすい。手拍子もあり、曲に合わせて叩いてみるのも楽しそうである。ただし楽しい感じの曲ではない。

どこか表現し難い雰囲気が漂う名曲である。

「さようならのパレード」

恐らく関係者やワグナーに「さようなら」を伝える曲。でもなぜか悲しい気持ちにはならない。曲の温かい雰囲気や最後の「また会いたいんだ」というフレーズが、これが今生のお別れじゃなくてまたきっとWUGちゃんに会えるよねという気持ちにさせてくれる。実際今でもWUGメンバー同士の繋がりは強いし、ワグナーは消えるどころか増えている気がするので、WUGというコンテンツはこれからも色あせずに残り続けると思う。

 

このように、それまでのWUGの曲とは明らかに異質な4曲を、聖地仙台でじっくり味わいながら散歩するという、暇つぶしにしては贅沢すぎた時間はあまりにもかけがえのないものだった。これと全く同じ時間を過ごすのはもう難しいかもしれないが、卒業論文関係の諸々が終わったらまた仙台に足を運ぶ予定なので、その時は思い切り楽しもうと思う。

 

ここまで読んで下さりありがとうございました!

Wake Up, Girls! は来年に劇場版&1期放送開始10周年やFINAL LIVE5周年といった記念日を控えているので、僕もいちワグナーとして、ささやかながらもお祝いや感謝の気持ちを伝えることができればと思っております。

でわでわぐー👐